服飾デザイン科「防災グッズついに完成!」

令和元年度、服飾デザイン科2年生は、西日本豪雨の経験をもとに、「環境にやさしい資材でつくる災害対策グッズ」をテーマにし、活動を行いました。
『エコロジー』と『災害対策』という2つの視点から、繊維業界のSDGs(持続可能な開発目標)と様々な災害対策の取り組みについて考え、制服を作る際に排出される布や段ボールなどの廃材を使用し、防災グッズを企画・試作しました。
プレゼンの結果、上位3グループを菅公学生服株式会社が製作をしてくださいました。その3作品を紹介します。

①『ボタンで組み組み 防災グッズ』
1つの小さなパーツを自由な発想で組み替えることで、無限にものを作ることができます。使用例は風呂敷、包帯、三角巾、避難所での目隠し、担架など可能性は無限大です。

②『一石二チョ(鳥)ポンチョ』
かわいらしいチェック柄で、普段は雨具や防寒着として使用できます。リバーシブルで作っているため、災害の際には裏返し、防災頭巾として使用でき、反射板をつけることで暗い夜道でも安全に避難できます。また、避難所生活などでは、着替えや授乳の目隠しとしても便利です。フードは取り外しができ、バケツ代わりに水を運ぶこともできます。

③『JKじゃけん!』~Jacket×女子高生の略称(JK)×岡山弁(じゃけん)~
対象者を20代から30代のOLにし、普段から着用できるデザインにしました。災害の際には、ジャケットの裏布を開け、必要な物資を入れて素早く非難することができます。

3グループの作品について、生徒によるプレゼンテーションをYouTubeで公開しています。次の画像をクリックし、是非、ご覧になってください。

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