昨日より、卒業の日を振り返り、卒業生の表情をお伝えしています。
本日は式の様子から。南高らしい厳粛で素晴らしい式となり、大きく成長した卒業生の前途を、列席者全員で粛々と祝いました。
式のはじめに、まずは卒業証書授与が行われました。県下最大規模の専門高校として、商業と家庭に関する専門5学科を有する岡山南高校。5人の代表者が壇上に上がり、卒業証書を受け取ります。後ろで起立した卒業生たちが「卒業」を実感する瞬間です。
そして、学校長式辞。校長先生からはなむけの言葉をいただき、表情も引き締まります。
来賓の方からも祝辞をいただきました。教育委員会や同窓会、PTAや旧職員の方々にも見守っていただきながらの卒業です。
来賓祝辞が終わると、在校生代表による送辞です。送辞は、誠友会(南高生徒会)会長 前田旭陽くん(商業科2年)が務めました。先輩への感謝が詰まった立派な送辞でした。
そして答辞です。岩城梨菜さん(生活創造科3年)による答辞は、高校生活の嬉しかったこと、苦悩、感謝など、様々な想いが込められた感動的なものでした。聴く卒業生も、涙が溢れます。
答辞の後は、3年生による式歌斉唱です。感謝の気持ちを込め、涙をこらえて「正解(RADWIMPS)」を大合唱。ピアノ伴奏は、坂本遥さん(服飾デザイン科3年)が務めてくれました。
その後、在校生と教職員から「蛍の光」を贈り、最後は校歌を全員で歌いました。「最後の校歌斉唱」は、いつもと違う響きで心を揺さぶります。卒業生の胸に、いくつもの想い出が去来していました。
卒業式の全行程を終え、退場の瞬間、卒業生が一斉に後ろを向き、保護者の皆様へ向かって大きく「ありがとうございました!」と叫びました。18年間、たっぷりの愛情で育ててもらった心からの感謝。真の巣立ちの時を迎え、退場です。