巣立ちのとき

- 2024年3月1日 -

岡山南高校で3年間を過ごした卒業生たちがいよいよ巣立ちのときを迎えました。

卒業式がはじまる直前。
特別な朝に興奮気味の卒業生諸君。いつも以上に楽しそうな様子で、まだまだ卒業の実感はなさそうです。

いよいよ入場。
吹奏楽部の荘厳な演奏と拍手に包まれながら、卒業の実感が一気に高まりました。また、コロナ禍で縮小開催だった卒業式が4年ぶりに保護者、在校生、教職員が列席する通常開催となりました。

まずは、卒業証書授与です。
各学科代表者が登壇し、校長先生から卒業証書が手渡されました。

続いて校長先生式辞、ご来賓を代表して同窓会会長様よりご祝辞、在校生からの送辞と、卒業生へはなむけの言葉が贈られました。
3年間の功績を称えるとともに、前途を祝福するあたたかな言葉の数々に、卒業生たちも真剣に耳を傾けていました。
 

そして、答辞。
育ててくれた方、先生、友達へと、あらゆる感謝の言葉が散りばめられた答辞に、一人ひとりが自分の想いと重ね、感極まる場面となりました。

最後は、卒業生による式歌と全員で校歌を歌いました。
涙が溢れて歌えない卒業生もいましたが、大きな歌声に包まれ、心震える大合唱となりました。

卒業生退場。
クラスごとに立ち上がり、大きな拍手で見送られる卒業生たち。涙をぬぐいながら、あるいは笑顔をたたえながら、それぞれの想いを胸に会場を後にしました。

卒業生がいなくなった後、3年主任から保護者の皆様へお礼の挨拶をさせていただき、保護者代表の方からもお言葉をいただきました。
大切に育まれ、大人になる直前の貴重な3年間を岡山南高校に託してくださったことへの感謝の念は言葉では尽くせませんが、素晴らしいお子様たちとの3年間は、本校にとりましても大切でかけがえのない時間となりました。
本当にありがとうございました。

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