1年生活創造科・服飾デザイン科生徒が家庭科技術検定被服4級(基礎縫い)に挑戦しました。入学してから休業期間も家庭で手縫いを練習するなど、努力を重ねてきました。基準どおり丁寧に作品を仕上げることの大切さ・大変さに気づくことが出来ました。次は3級目指して更に技術を磨いて行きます。
1年生活創造科・服飾デザイン科生徒が家庭科技術検定被服4級(基礎縫い)に挑戦しました。入学してから休業期間も家庭で手縫いを練習するなど、努力を重ねてきました。基準どおり丁寧に作品を仕上げることの大切さ・大変さに気づくことが出来ました。次は3級目指して更に技術を磨いて行きます。
外部講師の高橋暁美先生をお迎えし、服飾デザイン科課題研究「ディスプレイ」の選択者が、ディスプレイの基礎技術を学びました。
先生自ら制作された染物の反物などを使って、素敵なディスプレイを短時間で披露してくださいました。また、自分たちで初めて制作したウインドウディスプレイについても、アドバイスをくださいました。より良い作品にしたいという思いで、生徒たちは真剣に聞きメモをとりました。
2学期にチャレンジするディスプレイ作品のためにも、日頃から感性を磨くことの大切さや手作りの良さを教えていただきました。
服飾デザイン科2年生は、MPSの活動として、昨年度に引き続き「環境にやさしい資材でつくる災害対策グッズ 第2弾」に取り組んでいます。この日は、真備町より岡野照美さんにお越しいただき、西日本豪雨で被災された体験をもとに講演をしていただきました。
今まで知識としてしか理解していなかったことも、岡野さんのお話で頭の中に具体的なものとして考えることができるようになりました。大変な思いをされたにも関わらず、明るく分かりやすく伝えてくださいました。生徒一同、いかに多くの方に防災について広めていくかの課題に改めて気づき、気持ちを引き締めることができました。
<生徒の感想より>
当時、私はすごく雨が降っているな、と感じるだけでした。講演を聴くまでは、実際に被災したことがなかったので、大変なことが起きたな、と思う程度でした。でも講演を聴いていると、堤防は決壊し、情報が遮断され、多くの人が逃げ遅れてしまった現実に、想像していたよりもはるかに大変な状況だったことを改めて知ることができました。
私たちが普段利用しているSNSは、時には人を傷つけることがあるけれど、災害の時にはいち早く情報収集に使うことができ、多くの人を助ける手段になることを知りました。
災害はいつ起こるのか分からないし、改めて恐ろしいと感じました。避難警報が出ても、「大丈夫だろう」と思って逃げなかった人や、川が決壊しているのに、その情報が入らず、家に戻り被害にあってしまった人など、その場に自分がいたら同じことをしてしまったかもしれません。ハザードマップで自分の家や避難所を確認し、防災グッズを備え、このことをいかに教訓にして多くの人に伝えていけるかが今後の課題だと感じました。
本年度も服飾デザイン科3年生は、卒業制作展でのファッションショーに向けて一生懸命準備をしています。その中の1グループ「ダイナミック」は、株式会社西江デニム(井原市)にご協力いただき、地場産業であるデニムを用いてファッションショーの衣装製作を行うことになりました。
工場見学では、デニム特有の加工方法について説明を受け、ダメージ加工の体験もさせていただきました。また、衣装のデザイン画を持参し、縫製や加工についても丁寧にアドバイスをしていただきました。今から、どのような作品が完成するかとても楽しみです!!
服飾デザイン科2年生が選択科目で今勉強している内容をご紹介します。
ご紹介する3科目は、服飾デザイン科でデザインや被服製作を勉強している生徒にとって、より学びを深める学習になっています。みんな集中して取り組んでいます。
「美術Ⅱ」 人物画を描いています。絵の具で立体感を表現する方法を学んでいます。
「立体裁断」(南高独自科目) 型紙を使わず、布をボディにあてて服を製作する技術を学んでいます。上衣の後ろ身ごろが体になじむようダーツをとっています。
「ピンワーク」(南高独自科目) ファッションデザインの表現方法の1つで、3m以上ある1枚の布をピンを使ってとめ、イメージした作品にします。ドレープやタッキングなどの基礎の技法をいかして壁面製作をしています。
服飾デザイン科1年生が「ファッションデザイン」の授業で色彩について学び、本格的に実習を始めています。入学してから、みんなで授業を行うことが難しかったので、一緒にデザインや、絵を描くことができて、みんなとてもよい表情です。
好きなことをとことん追求して、どのように成長していくのか、これからのみんなの活躍が楽しみです!
1年生の春休み課題「応用スカート」のお披露目です!
型紙から自分たちでひき、ギャザーやフレアを自分好みに取り入れた世界で1枚しかない自分だけのスカートです。
今回は、オリジナルなスカートに合わせ、トップスを自分たちで選びました。また、ベルトやアクセサリーなどで、トータルコーディネートした人もいました。
色とりどりの個性的で美しいラインのスカートと、完成した喜びと充実したみんなの笑顔で、とても楽しい完成お披露目会になりました。
<生徒の感想>
・普段着られる服を型紙から作り、大変だったけれど、上手に作れました。家でもまたスカートを作ってみようと思いました。
・1年前は何も作れなかった私が応用スカートまで作れるようになって自分でも感動しました!
・完成したスカートだけを見るより、コーディネートしてみんなでショーをした方がいい刺激になりました。もっと応用していろいろなスカートに挑戦してみたいです!
令和元年度、服飾デザイン科2年生は、西日本豪雨の経験をもとに、「環境にやさしい資材でつくる災害対策グッズ」をテーマにし、活動を行いました。
『エコロジー』と『災害対策』という2つの視点から、繊維業界のSDGs(持続可能な開発目標)と様々な災害対策の取り組みについて考え、制服を作る際に排出される布や段ボールなどの廃材を使用し、防災グッズを企画・試作しました。
プレゼンの結果、上位3グループを菅公学生服株式会社が製作をしてくださいました。その3作品を紹介します。
①『ボタンで組み組み 防災グッズ』
1つの小さなパーツを自由な発想で組み替えることで、無限にものを作ることができます。使用例は風呂敷、包帯、三角巾、避難所での目隠し、担架など可能性は無限大です。
②『一石二チョ(鳥)ポンチョ』
かわいらしいチェック柄で、普段は雨具や防寒着として使用できます。リバーシブルで作っているため、災害の際には裏返し、防災頭巾として使用でき、反射板をつけることで暗い夜道でも安全に避難できます。また、避難所生活などでは、着替えや授乳の目隠しとしても便利です。フードは取り外しができ、バケツ代わりに水を運ぶこともできます。
③『JKじゃけん!』~Jacket×女子高生の略称(JK)×岡山弁(じゃけん)~
対象者を20代から30代のOLにし、普段から着用できるデザインにしました。災害の際には、ジャケットの裏布を開け、必要な物資を入れて素早く非難することができます。
3グループの作品について、生徒によるプレゼンテーションをYouTubeで公開しています。次の画像をクリックし、是非、ご覧になってください。
昨年度、「第19回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)」で優勝した岡山南高校服飾デザイン科生徒の作品を、現在、カンコ-ショップ(イオンモール岡山向かい)で展示していただいています。
折り紙と刺しゅうからなる繊細な作品です!
不要不急でなく岡山駅周辺に出かける予定がある方は、どうぞ間近でご覧下さい!