卒業式

今年度は、次の通り355名の生徒が卒業証書を授与され、岡山南高校を巣立ちました。

【商業学科】
商業科119名,国際経済科40名,情報処理科78名
【家庭学科】
生活創造科80名,服飾デザイン科38名

各学科の代表者が、壇上で卒業証書を受け取り、校長先生より卒業が認定されます。

学校長式辞では、故 渡辺和子 氏の言葉を引用し「置かれた場所で咲ける」人生を歩んでほしい、というお話がなされました。
卒業と同時に手が届かなくなる卒業生たちの前途を思いやる、優しいお話でした。

現2年生の誠友会(南高生徒会)会長 塚本航平くんによる送辞です。
偉大な先輩から学んだこと、それを引き継ぐ決意などとともに、先輩への感謝が繰り返し述べられました。

そして、答辞です。
卒業生を代表するのは、前 誠友会会長 藤井巴那さんです。
コロナ禍に見舞われた中での学校運営、その苦しさや、惜しみない協力をくれた方々への感謝が何度も述べられ、大変な1年であったことが、また思い起こされました。
また、育ててくださった保護者の皆様への感謝が、強く感じられる素晴らしい答辞でした。
聴く卒業生たちも、ひとつひとつの言葉に思いを馳せます。

そして、最後に校歌演奏。
みんなで声を合わせ歌うことはできません。
高校生活最後の年、一度も歌うことのなかった校歌を、心の中で大合唱しました。

閉式の辞で卒業式は終了。
吹奏楽部が演奏する「虹」とともに、卒業生が退場します。
大きな拍手に包まれ、特に親しかった先生と目を合わせてほほ笑みながら、涙を拭きながら、涙をこらえながら・・・、それぞれの思いを抱きながらの退場でした。

卒業生が退場し、前半分が空っぽになった体育館で、3年学年主任より、保護者の皆様へ感謝の挨拶が行われました。
保護者代表の方からも、もったいない謝辞をいただきました。
いろいろなことがあった3年間で、時に学校の方針に疑問を持たれた場面もあったかもしれません。
しかし、学校を信じて任せていただき、卒業生たちの将来を一緒に支えてくださいました。
本当にありがとうございました。

 

 

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