全国大会を目前に控えた演劇部の壮行式がありました!
6ヶ月かけて取り組んできた「生徒会(ぼくら)とわらしとはじまりの夏」も、とうとうファイナル・ステージとなります。校歌・応援歌による全校生徒の激励を受け、学校代表というだけでなく、岡山県を、そして中国ブロックを代表して、岩手県(開催地)へ行くのだという重みをずっしり感じました。
震災をテーマとしたこの作品を東北の地で上演することに、巡り合わせの不思議を感じています。被災地にエールを贈る気持ちで、精一杯頑張ってきたいと思います。
3月3日、演劇部が岡輝公民館で公演を行いました。「東日本大震災を忘れない」のテーマのもと、吉備高原希望中学校Lifeマイスター学級と、南高演劇部のコラボの実現です。Lifeマイスター学級の皆さんは育てた花の種を東北に送る活動の紹介とともに心温まる演奏を披露されました。南高演劇部は昨夏から取り組んでいる「生徒会とわらしとはじまりの夏」を上演。地域の方がたくさん観に来てくださり、室内に並べられた椅子はほぼ満席。お客様の目と鼻の先で役者が演じるという、ホールとはまた違った迫力と緊張感ある舞台となりました。
終演後には、口々に「良かったよ」「感激した」「頑張ってね」と声をかけていただき、部員・顧問一同、充実感でいっぱいでした。何よりも、主催された公民館の方々、中学生の皆さん、お客様と私たち・・・参加した皆が震災に思いを馳せ、心が繋がった2時間になったことが嬉しいです。
また、春の全国大会への出場も大変喜んでいただき、たくさんの応援メッセージをいただきました。「しっかり被災地を応援してきてください」の言葉には身の引き締まる思いがしました。皆さんの思いを背負って、岩手県で頑張ってきたいと思います。
クリスマス公演目前の演劇部が公開通し稽古を行いました。客席をぎっしり埋めたお客様の大半はユニフォーム姿の野球部員、約50人。開演前のMCを担当したのは部員2人と留学生ヤニス君。このサプライズ(?)に会場は盛り上がり、どんな芝居が始まるのか期待が高まりました。
通し稽古は照明こそ入らないものの、衣装を着け、音響効果など本番さながらの状態で行います。しかも稽古場は教室ですから、客席と舞台の距離は近く、臨場感たっぷりです。
稽古見学後には「目立つのは役者ですが、他にも照明や音響など様々な役割があって、全員が機能することで初めて成功するものだと思う。」「自分たちの仕事をしっかり果たすというのは野球にも繋がると思いました。」「予想以上の演技力にびっくりした。」「今、普通に外で遊んだり野球したりすることができることに感謝しようと思った。」といった感想が聞かれ、全く違う世界で活動しているお互いの部にとって、良い刺激を受ける機会となりました。
12月8日(日)、第4回長崎陸協競歩大会に中尾明日香(灘崎中出身)が出場しました。
昨年の吹雪とは対照的な小春日和の好天に恵まれました。今回は2月に神戸で開催される「日本ジュニア選抜」標準記録突破を狙っての出場です。
会場は来年の「2014長崎がんばらんば国体」のメイン会場で、今年3月に完成したばかりのすばらしいスタジアム。体調も良く、序盤の1000mは予定通り5分08秒での通過でしたが、練習不足の影響で中盤から失速し、標準記録(27分00秒)を着ることはできませんでした。
悔しい思いは大学ではらしてくれることを信じています。大学では10000mが中心となり距離も延びます。継続した練習で長い距離に対応してもらいたいと思います。
また、この大会の10000mで優勝した岩手大学の高橋英輝選手は、ロンドン五輪代表で地元長崎出身の盛岡紘一朗選手(富士通)の記録を0秒97更新する38分06秒87の日本新記録を樹立しました。日本記録誕生の瞬間に立ち会え、エネルギーをいただきました。