すべての行事を終え、最後の最後に待っているのが部活動での卒部式です。
3年間、くじけずやりぬいた者にだけ許される最後の感動セレモニー。
苦しかったことすべてが愛おしい思い出に変わる瞬間ですよ。
後輩たちから手渡される花束や手紙、思い出の品には、感謝の気持ちがいっぱいに詰まっています。
3年間の苦楽をともにした卒業生同士にも、特別な思いがありますね。
中には、先輩をネタに一発芸を披露する後輩の姿も。この日ばかりは許されるのか?
顧問の先生から最後のメッセージが贈られる場面もたくさんありました。
こちらは、男子ソフトテニス部です。男子ソフトテニスは、春に全国大会出場を決めていましたが、コロナのために大会そのものが中止となりました。顧問も選手も言葉にできないほどの悔しさを味わった年でした。
最後の先生の言葉が、いつもより更に心に響きます。
そして最後に、中庭に集まったのは吹奏さんたちです。
数々のイベントや演奏会が中止に追い込まれ、こちらも苦しい1年でした。それでも、みんなで最後まで頑張ったからこその笑顔がいっぱいです。こんな日でも、コロナ対策ばっちりで、しっかり者の吹奏さんらしい、素晴らしいセレモニーでした。
3年間ずっといっしょに頑張りぬいた仲間は、一生の宝物ですね。