南高卒業式では、いろんなところで「おめでとう」を見つけることができます。
校門入ってすぐの校舎の壁に取り付けられた大きな垂れ幕には門出を祝う力強い言葉が。いつもは新聞記事の紹介スペースである進路指導室の掲示板にも「祝卒業」。祝電もきれいに飾り付けされて披露です。また、式当日の早朝には会場となる体育館周辺を掃除する女子バレー部員や、式前日遅くまで3年HRに飾るお祝いの生け花を製作した華道部など、校内は祝福ムード一色でした。
みんなでお祝いできる。これが南高卒業式です。
卒業式が無事終わり、生徒がいなくなった体育館では、毎年、3年団から保護者の皆様へお礼の挨拶をしています。学年主任が3年間の御理解と御協力に感謝の言葉を述べ、保護者代表の方からもお言葉をいただきました。
入学から3年間、保護者の皆様からは多大なる御支援をいただき、卒業の日を迎えられたことを心より感謝申し上げます。
さて、卒業式の退場を終えた卒業生が向かうは「最後のHR」。一人一人に卒業証書とあわせて担任の先生からの花や写真が贈られるクラスもありました。最後の挨拶をする卒業生が感極まって泣けてしまう場面でも、クラスメートからの温かい拍手で最後まで伝えたいことが言えました。また、担任の先生へのサプライズも多く見られます。思い出が詰まったアルバムなんて贈られたら、先生だって感動してしまうのですよ。
さあ、最後の礼を済ませたら、本当の旅立ちです。
3月1日、卒業証書授与式が盛大に挙行され、111期生348名が、岡山南高校を巣立ちました。
卒業生たちを祝福するかのような晴れの空。3年間の思い出を胸に素晴らしい卒業式となりました。式では、教育委員会をはじめ、多くの御来賓を賜り、また、祝電も多数お寄せいただきました。誠にありがとうございました。
式は終始、感動につつまれていましたが、特に後半、卒業生代表による答辞、式歌や蛍の光で涙が止まらなくなり、最後の校歌斉唱では歌えないほど号泣する生徒も見られました。
さて、卒業生はこれより自分の人生を歩んで参ります。さまざまな試練が待ち受けていると思いますが、南高で学んだこと、南高で得た仲間とともに、きっと乗り越えてくれることでしょう。
悩んだり困ったりしている南高卒業生を見かけたら、どうか、お力添えをいただきますよう宜しくお願いいたします。
【涙】送辞から答辞、校歌斉唱まで、涙が止まらなくなりました。
明日からは巣立ってしまった卒業生諸君の思い出に浸りながら、卒業式後の各クラスの様子や卒部式の様子など、卒業ハイライトシーンをシリーズでお届けします。